遡れば大正11年、祖父・小菅輝祥が中区本郷町に初代小菅医院を設立いたしました。その後の関東大震災・太平洋戦争の苦難を乗り越え、戦後の荒廃の中で横浜 元町・石川町に2つ目の医院を開設するに至りました。当時は職業婦人への差別意識が根強く残っていた時代でしたが、院長である大叔母・小菅八千代は、女医として母子医療の充実に一貫して尽くしてまいりました。これまで六十余年の長きに渡り地域医療の一端を担い続けることが出来ましたのは、ひとえに皆様のご支援があってのことと深く感謝申し上げております。今後はこれまで蓄積してきた豊富な経験をもとに、さらに新しい時代に即した医療を提供させて頂くことを使命のひとつと考えております。平成17年3月3日にオープンした医療ビルでは多彩な疾病に対する診断・治療技術の向上のために医療機器の充実を図り、また患者様のニーズに幅広くお応えできるよう特色ある各診療科を配置いたしました。
医療法人KMGは「温故知新」を是として、次世代、次々世代と続く横浜の医療の一担い手としての役割を果たしてまいります。今後とも変わらぬご支援・ご助言を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
医療法人KMG理事長 小菅医院院長
小菅孝明
略歴
昭和61年 東邦大学医学部卒。
同大学第一内科にて血液学および動脈硬化の臨床・研究に励む。
平成元年、東邦大学医学部大学院修了、医学博士。
現在東邦大学 理学部非常勤講師、上海中医薬大学付属日本関校客員教授を兼務。
日本東洋医学会専門医、他。